コラム

2024年10月31日

デイケアと訪問リハビリの違いを徹底解説!それぞれの特徴や併用、メリット・デメリットを紹介

「デイケア」と「訪問リハビリ」は両者とも介護で、要介護状態の高齢者が生活の質を向上していくために身体機能を鍛えていったり、維持したりしていくサービスです。

簡単に言うと通いでリハビリを受けるのか、自宅でリハビリを受けるかに違いがあります。両者をうまく使えば常にリハビリが受けられる環境が出来上がります。

常にリハビリを行える環境ができれば、生活の質がより向上していくでしょう。

ただし、併用にも条件があったり細かな特徴が異なりますのでここでは以下の項目に注目して解説していきます。

  • デイケアと訪問リハビリの併用条件とは
  • デイケアと訪問リハビリの目的と違い
  • デイケアと訪問リハビリのメリット・デメリット

この記事を読めば介護を中心とした生活が送れることでしょう。

デイケアについて

デイケアとは、通いでリハビリが受けられる介護施設です。要介護認定を受けて、尚且つ医師の診断を受けた高齢者が利用できます。主な施設に病院や介護施設・診療所に併設している場合が多いです。

別名「通所リハビリテーション」とも呼ばれています。専門的なリハビリが受けられるので、生活に支障が出てる人にオススメです。

リハビリ以外にも日常生活の介助やレクリエーションなど生活に合わせたサービスが提供されています。事業所によって異なりますが、送迎サービスがあります。

家族にとっては、介護負担が軽減できることでしょう。

通いで生活の質を向上していくならデイケアを利用すると良いです。

訪問リハビリについて

訪問リハビリは、自宅内でリハビリを受けられるサービスのことをいいます。デイケアと同様にリハビリの専門家(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)がサービスを提供してくれるため、早期回復に期待ができるでしょう。

自宅での生活をより良くしていくためのリハビリが受けられるため、通うより実用性があるといわれています。

リハビリ以外にも自宅内で生活がしやすいような総合的なサポートが受けられます。例えば、自宅環境に合わせた福祉用具の使い方や、バリアフリーについて解説してくれるでしょう。

デイケアと同様に利用者の状態や目標に合わせて指導・介助をしてくれるので利用がしやすいです。自宅内での細かな指導を受けたい人は訪問リハビリを受けると良いです。

併用の条件

デイケアと訪問デイケアの併用には条件が必要です。医師の診断、要介護認定を受けているだけでは併用ができません。ただし、一定の条件が満たした場合のみ併用が可能です。

併用の条件が2つあります。

  • 自宅内で日常生活動作の自立が困難な場合
  • ケアマネージャーが併用を必要と判断した場合

自宅内で自立が困難な場合は例えば、食事・トイレ・着替え・移動などの基本的な動作が1人で行えない場合は、デイケアで基本的に必要な筋肉のトレーニングを行い、自宅で鍛えた筋肉を使えるように応用していく必要があるでしょう。

その中で利用者の状態をケアマネージャーや医師が確認を行い、生活の質を向上してくために必要であれば併用の許可がおります。

また、ケアマネージャー以外にも医師の指示も必須です。

デイケアと訪問リハビリの目的と違い

デイケアと訪問リハビリの目的と違いは以下の通りです。

  • サービス時間
  • 目的

サービス時間

デイケアは施設によって異なりますが、送迎がある場合は9時ごろに自宅に送迎車がきて16時から17時ごろまで事業所内で過ごします。

基本的には午前中から夕方までの日中を過ごす場所といえます。事業所内の過ごし方はプログラムによって異なるので、事業所に確認すると良いでしょう。

訪問リハビリの場合は、リハビリする場所が自宅なため、送迎や通いの時間や手間がかかりません。

時間も何時から何時までの区切りではなく、時間制度の利用が多いです。例えば30分未満や1時間未満、1時間以上など細かく設定されている場合が多いのです。利用したい時間を選ぶと良いでしょう。自身の生活リズムや体調に応じて利用するのがオススメです。

目的

同じ介護サービスであっても目的が異なる場合が多いです。デイケアと訪問介護も同様に目的が異なります。

デイケアの場合は通いでのリハビリで、身体的向上はもちろん生活リズムを整えたり他者との交流を図って精神的にもより良い状態にしていく目的があります。

リハビリの内容も基本的な筋力トレーニングや体操が主流です。

訪問リハビリの場合は、自宅に訪問し自宅内での生活に合わせてリハビリが受けられます。

要するに生活に使える応用的なリハビリが受けられます。

自宅内での生活を改善していきたい人にオススメです。

デイケアと訪問リハビリを併用するメリット

デイケアと訪問リハビリを併用するメリットは以下の通りです。

  • 生活の質が向上する
  • 両方の良さを生かせる

生活の質が向上する

デイケアと訪問リハビリを併用できれば、リハビリの量が増えるので自ずと生活の質が向上するでしょう。

また、通いで得た基本的なリハビリ動作を自宅でも指導を受けることにより、実生活に使える動作の習得が可能です。よって自宅内で行える動作が増えてくることでしょう。

指導する専門家が異なるため視点にばらつきが出る可能性がありますが、まずは素直にやってみてください。

両方の良さを生かせる

両方リハビリを行うサービスですが、通いの場合には集団での活動があるため集団行動がみにつきます。集団行動はコミュニケーションの向上・社会性の向上が期待できるため精神的にも良いしょう。

訪問リハビリの場合は、個人で自宅に合わせてプログラムを行うため自身の生活環境、ペースに合わせてとことんできます。

デイケアと訪問リハビリを併用するデメリット

デイケアと訪問リハビリを併用するデメリットは以下の通りです。

  • 利用者の負担が増える可能性がある
  • 1人の時間が少なくなる

利用者の負担が増える可能性がある

常にリハビリを行う環境のため、利用者の負担が増えてしまう可能性があります。併用することはそれなりに体力が必要なことですし、無理のしすぎは禁物です。

早期回復を目指す気持ちは大事ですが、早まらないようにしましょう。

オススメの利用方法は外出ができる状態ならば、通いを優先に行い訪問を必要な時のみ利用を行えると良いです。

逆に外出が困難な場合は、訪問リハビリを中心に行い訪問リハビリのプログラム内容も外出に特化したリハビリを受けて、デイケアに通うことを目標として行うと良いです。

1人の時間が少なくなる

常にリハビリを行う生活環境の場合、通いではスタッフや他の利用者がいて集団活動が苦手な方には少し億劫になる恐れがあります。

それに加え、訪問リハビリも集団ではないですが、自宅にスタッフを呼んで人と関わっているので常に人と関わっている時間が増えてしまいます。

結論1人の時間が少なくなるため、1人の時間を大切にしている人にとっては時間の使い方を考えないといけません。

まとめ

今回はデイケアと訪問デイケアについて解説しました。

同じ介護サービスではありますが、リハビリを受けられる場所やアプローチ方法が異なるため上手に使い分けると良いでしょう。

筋肉は鍛えないと筋力が落ちてしまい、立てない・歩けないなどの生活に支障がでる恐れがあるため、筋肉のケアはしっかり行いましょう。

まずは併用できる状態なのかを医師・ケアマネージャーに相談してみてください。

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